東京競馬場・ダート1600mデータ

好走脚質:逃げ13% 先行44% 差し33% 追込10%

フェブラリーステークスは、2コーナー奥の引き込みからのスタート。スタート直後に芝コースを100m弱走るため、芝部分を長めに走れる外枠が優位になりやすい。 芝スタートで加速しやすいだけに出遅れるとアッという間に置かれてしまい相当不利になる。 スタートダッシュのつかない馬は割引が必要になるコース設計と言えるだろう。 内枠の先行馬はスタートが良くないと馬群でストレスのかかるレースを強いられることになってしまう。 そういう形では実力を発揮できなくなる馬がでてくるので注意したいところだ。 先行と差しが好走を分け合っており、極端な脚質になる「逃げ」と「追い込み」は割引いて考えたい。

基本的にテンが速くなりやすく前傾ラップを踏んでいくためG1ともなればペースが緩むことは少ない。 直線が長い東京競馬場だけにオーバーペースになれば差し・追い込み馬の餌食になりやすい。 スタートからタフなスピード持続レースになりやすいため、スタミナのある馬でないと直線でバテることになる。 そういう時に「追い込み馬」の出番となるがペースに恵まれないと上位に来れないため馬券の軸馬には不適格と言えるだろう。

フェブラリーステークスの攻略ヒント

フェブラリーステークス予想の攻略を始めたい。12月の中京競馬場で行われるチャンピオンズカップから時間が経っていないからか、人気が堅調な走りを見せる本命寄りのレース色が色濃く出ている。 タフなコース設定から見ても、基本的に実力馬には逆らわない方がいいだろう。人気馬が飛ぶときはトランセンドのような「逃げ馬」など極端な脚質には気を付けたい。 このような中で激走する穴馬は、10番人気以下で単勝50倍以上の頭から狙いにくいタイプ好走する傾向がある。

それでも穴馬を探すなら次のタイプは除外した方が確率は高い傾向にある。 7歳以上の高齢馬や関東馬は低い人気で走るケースが少なく、狙うのであれば6歳以下の若手関西馬を狙う方がいい結果が望めるかも知れない。

芝の部分を長く走れる8枠が断然の好成績となっている。 勝ち馬の実に90%を5枠・6枠・7枠・8枠が占めていることから、この枠に入った実力馬は素直に評価しておくべきだ。

競馬予想のお供に:フェブラリーステークス2022予想

チャンピオンズカップの評価

前哨戦の役目を兼ねているチャンピオンズカップはフェブラリーSにとっても重要なレースに位置付けられる。 同じ左回りという舞台で距離の差も200mとしか違わないとなれば価値があって当然と言えるだろう。 そこからどれだけ仕上げてこれるかというのが1つの争点になる。 過去のデータを見るとG1馬であれば、むしろチャンピオンズカップからの直行が望ましいと言えるぐらいで問題なし。 中京競馬場のダート1800mはタフなレースになると追い込みが決まってくる。 強い馬が勝ちやすいコース形態だが、ひとたびイマイチな馬が集まれば展開次第の競馬になりかねないので注意したい。 波乱を呼びおこす中京競馬場で行われるG1レースにアメリカからの参戦はないようだ。 フェブラリーステークスと同じ左回りということで親和性の高いレースとしても注目してみたいところ。

ロボアドバイザーを活用する

競馬予想とは、信頼できる軸馬、配当を押し上げる穴馬を探しだす作業である。 その作業を効率的にサポートするのがロボアドバイザーというAIだ。 これにより買うべき馬が分かり投資費用や予想にかかる時間を圧縮する効果もある。 競馬新聞では分からない価値を算出するため見ておいて損はしない。 あれもこれもと買うべき馬に迷う時は参考にしてみるといいだろう。

メモリアルホース★メイセイオペラ

43戦39勝の“岩手の怪物”トウケイニセイと入れ替わるように、同じ岩手の佐々木修一厩舎に入厩する。 デビューを果たすと、連勝街道を歩み出し地元期待の星として注目を浴びるようになる。 その後、競走馬にとって致命傷と言える頭蓋骨骨折の大怪我を負うも、懸命の治療と奇跡的な生命力で復帰を果たす。 5歳時のマイルチャンピオンシップ南部杯で待望のG1を制覇し底知れぬ活力を見せつけたのであった。

平成11年のフェブラリーSでは、中央勢を相手に堂々の2番人気と競馬ファンの熱烈な支持を獲得。 岩手の名手・菅原勲騎手を背に大きな声援に驚くこともなく落ち着き払った様子で悠然と馬群を追走する姿は名馬の貫録さえ感じさせた。 直線、逃げる桜花賞馬キョウエイマーチを交わすと一気に先頭に躍り出て、脚を鈍らせることなく栄光のゴールへ飛び込んだ。 レース後には、自然と「イサオ」コールが湧き起こり、中央に一矢報いた地方の雄に惜しみない歓声が送られていた。 この後、中央と地方の垣根が取り払われて、統一ダート重賞が一気に整備されたことを考えると、記録以上に記憶に残る馬だと言えよう。

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